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三月のパンタシア



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三月のパンタシア

君をもっと知りたくない

作詞:みあ
作曲:石倉誉之

苦いものがかすかに残っているの 愛想笑いで日々の隙間に押しやる
いつかは必ず失うものならば もう私
恋なんていらなかったはずでしょう?

青い果実には強烈な甘酸っぱさがある
どうかこれ以上酔わさないで

君をもっと知りたくない (だって) 胸の高鳴りがやまない (怖いよ)
ねぇ勝手に私の心に棲まないで
叫んだ 古びた夜の中 うまく眠れないまま

100の言い訳並べて見ないフリして 乾いた時間にひとり隠れてみるけど
手紙に描かれたにごりのない想いが 優しい雨のようにこの胸湿らしてく

薄く張った氷上に私だけ取り残された気分
足がすくんで動けないよ
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君をもっと知りたくない (だって) 素直になんてなれない (痛いよ)
ねぇそんなに濡れた瞳で見ないで
心の中叫んだんだ 公園の陰で

だけどね 本当は私分かっているの
思い出の亡霊はもう消えかけてるって
隣にいてほしいのは君なんだって

君をもっと知りたくない 胸の高鳴りはやまない
ねぇどんなにまぶたを閉じても浮かぶの
その静かな声、幼い笑顔

君をもっと知りたくない (きっと) なんて強がりはおしまい (ふたりで)
君の白い冷えた手 ぎゅっと奪いとった
古びた夜が今そっと 動きはじめたよ