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HIROBA



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ステラ2021 (feat. 重松清, 柄本佑 & トオミヨウ)

Lyricist:重松清
Composer:水野良樹

なんだかヤな時代だね
こんなんなっちゃうなんてね
ニュースは腹立つばかりで
ネットは炎が燃えさかっていて
でもステラ 夜空はいつもいまも変わらず
一万年前の光を ぼくらに届ける

マスクをしてたら笑えない 笑っても伝わらない
ぼくのメガネはすぐに曇って
カノジョのルージュは減らなくて
でもステラ 昔だれかが歌っていただろ
上を向いて歩くのは 涙をこぼしたくないから

人が親指で殺される 後ろ指が背を突き刺す
正義のボール奪い合いつつ
みんなゴールが見えないままで
でもステラ ぼくらは星と星をつないで
美しい物語も つくっていたはずなんだ

生きてる時代は選べない
タイムマシンたぶん無理
運が悪かったのかな
はずれの時代なのかな いま
でもステラ ぼくらは夜空を見上げるたび
人生よりも歴史よりも 長い時間を知るんだ

――知ってるかい?
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遠い火星で「忍耐(パーサヴィアランス)」という名のローバーが
ゼッサン孤独に 黙々コツコツ
荒れ野を探検中!――

子どもの頃に思っていたより
この世界はポンコツかもね
どこかでなにかを間違えて
「ごめんね」も言えずに意地を張って
でもステラ ぼくらの星は青くてきれいだと
ずっと信じてもいいかな いままでもこれからも

子どもの頃に夢見てた
タコさんの火星人はいなくて
冥王星もいつのまにか
太陽系から消えちゃったけど
でもステラ ぼくらは見知らぬ誰かと
遠い星の王子さまと いまでも出会いたいんだ

マスクに笑顔を隠されどおしで
「密」拒まれてどうつながる?
道に迷って途方に暮れて
誰かを嘲笑ってごまかして
でもステラ 真昼の星座をぼくは信じる
雨雲を抜けたら そこは満天の星

だからステラ ぼくとカノジョはこの星の片隅で
マスクなしの口づけを そっと何度も交わすんだ