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番匠谷紗衣



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番匠谷紗衣

夏の通り雨

Lyricist:番匠谷紗衣
Composer:番匠谷紗衣

「どこかに行っちゃいそう」と
私の胸に顔埋める 子どもみたいな君が好きでした
花を美しいと思えたり
自分のことをもう嫌いじゃないの
「それが僕の役目やったね」と笑った

1年振りに着るワンピースが
あの頃の匂い纏ってる
そう、悲しいときに悲しいって言えるようになったのは
君がいたからだった

アスファルトに落ちる夏の通り雨みたいに
ほどけてゆく思い出
電車がまた行ってしまう
夜が来る前に帰ろう
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心の奥に愛をしまって きつく蓋をして

生温いね、酎ハイ いつもの公園
霧みたいな雨が濡らしていく
何でもよかった お互いがいれば

君は私から離れて
自分らしくいられてるみたいね
これが私の役目やったねと 分かるよ 分かるよ

もう会えなくても

アスファルトに落ちる夏の通り雨みたいに
ほどけてゆく思い出 全てが藍色に染まってく
夜が来るまではこのまま
心の奥に愛をしまって きつく蓋をして