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CYANOTYPE



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CYANOTYPE

間違傘

Lyricist:西間木陽
Composer:西間木陽

おいそこのお前
俺のこと掴んでいくんじゃねえよ
似てるけど違うだろよく見ると
俺は足にゴム履いてんだ
地に足つけて生きてんだ

イデオロギーをぶつけて歩くな
あの子は俺じゃないと駄目なんだ
どうしたもんか考え込んでいたら
そこへ突然 強い風が吹き抜けて

空飛んだ くるくる踊る様に回りながら
風に乗り必ず戻るぜ ご主人様

突然 降り出した雨に
焦るように買って貰った一本の傘
母さんが買ってくれた最後のもの
だから壊れぬ様に風の強い日には
すぼめながら使ってた
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サビも増え古くなった
傘を買い替えるいい機会でしょう?
絞るように吐き出した強がりが雨に濡れた時
そこへ突然 強い風が吹き抜けて

空飛んだ くるくる踊る様に回りながら
風に乗りまるであなたの元に帰ってきた様に

空飛んだ
風に乗り

折れてるけど けれど代わりなんて見つからないの
曲がっててもいいの これが私の傘だから
壊れてるけど けれど代わりなんてもう見つからないの
もう二度と無くしてしまわぬように
最近は家から出られねえ
傘としてはもうあの子の役には立てねえかも
それでも大切にしてくれてんのはすごく分かるから
悪くねぇな