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TOUYU



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TOUYU

E=F

Lyricist:TOUYU
Composer:TOUYU

放物線を描いて地面に落ちる
ぬくもりなんてものとうの昔に捨てた
からからと音を立て転がっていく
敷かれたレールには誰も逆らえない

からっぽの身に巻かれた輝くラベル
行先失ってもまだ止まらない

役割を終えてどこへいくの
3Rの輪から抜け出して
青白い中空降り注いだ陽射し
何も無い体を無様に曝される

放物線を描いて吸い込まれていく
屑篭に捨てられた仲間の行方
さざめきが連れてきた騒がしさに
身体を蹴り飛ばされ見知らぬ場所へ

流せる水滴すらもうないのです
私に足があるのならその輪の中に

道端に佇んだ姿
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名前も知らない花のよう
風が吹き荒み雨が降り出したら
満ち足りぬ身体が赤黒く錆びる

知らないひとに蹴られて何処かに飛ばされていても
景色も揺らぐ熱を口に押し付けられていても
止まない雨に打たれて身体がどれだけ錆びても
作られたこの存在に意味があるのならば

それでいいそれだけでいい
ただひとひらの意義さえ持てるのなら
ああ、しあわせなの

灰で濁った水で満たされても
赤黒いラベル輝かせる
届かないこの想い出は
名前なんて知らない花のように散った

役割を終えてどこへいくの
3Rの輪から抜け出して
青白い中空降り止まない陽射し
からっぽの身体で無様に生きていく