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薬師丸ひろ子



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薬師丸ひろ子

夕暮れを止めて

Lyricist:風堂美起
Composer:楠瀬誠志郎

ねぇ夕暮れを止めて 西陽のあたるベンチ
いつもは見てるだけで 通りすぎてたけど
ふいに休んだ午後に ふと腰をおろしてる
失くしかけたなにかが あるような気がして

思い出しています いちばん悲しかったこと
友達に会えないくらいに 泣き顔でいたね

キュンとしてシュンとした おとぎ話さえ
忙しいまま忘れるなんて 悲しすぎるから
臆病で平凡な人にそれぞれの
神様がいる気がする やさしい黄昏

さびついたブランコ 泣きそうなシーソーは
大人になれぬ気持ち 静かにゆらしてる
子供呼ぶ声がして もう遊びはおしまい
明日の約束して 家(うち)に帰ってゆく

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忘れないでいます いちばん楽しかったこと
手にふれる全てのものが 輝いていたよ

キュンとしてシュンとした おとぎ話でも
目覚めるために終りのページ 閉じる日がくる
臆病で平凡な人にそれぞれの
幸せがある気がする きれいな夕焼け

気づきだしてる 翼はもてないこと
私の空、私の風 心の中

キュンとしてシュンとした あんな想い出も
冗談にして いつか笑って話す日がくる
臆病で平凡な私だけのもの
みつけてくれる人がいる
どこか遠くに………
いつか遠くで………
いつか二人で………
きっと