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ほたる日和



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ほたる日和

ハートビート

Lyricist:早川厚史
Composer:早川厚史

雪解け水が流れ落ちて 悩みの種も流れ落ちた
春の魔法のおかげでしょうか 少年の心は軽くなった
隣の庭で少女の声 花風にふわり跳ねるスカート
幸せな笑顔もその実は 昨夜までの悲劇のヒロイン

これは生き物の習性 春に咲き誇る運命
すべての息吹とともに 冬眠は終わった

左胸が打つリズム 生きてる証拠ハートビート
自由でいい タップダンスを踊ろうか
春が来ました風の合図 滑稽な歴史も消去して
嘘みたいに きらめく世界は 今日春分の日

少年が悩んでた理由:幼馴染を傷つけたこと
酷いこと言ってしまったのは
それだけ相手を知りたかったから

少女が落ち込んでた理由:好きな人を傷つけたこと
何であんなこと言ったのだろう
気付けば目が真っ赤に晴れていた

これは昨夜のお話 二人は夜更けの窓辺
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“ごめんね”と一言相手に 伝えると決めました

「相対性の宇宙ニズム 異次元に鳴らせよビート
もっと広く 閉じこもっていないで!」
左胸が打つリズムで 少年は家を飛び出した
嘘みたいに 澱んでた「昨日」に 早いとこバイバイ

少年は目指した 隣の少女の家
自信の無い台詞 ぶら下げて 立っていたところ
庭先の少女に出くわした「あのさ、おれさ…」

左胸が打つリズム 生きてる証拠ハートビート
少年は 焦って無意味な会話を
春に手を引かれるがまま 強く脈打つハートビート
タイミングは「今」しかないのだよ

左胸が打つリズム 生きてる証拠ハートビート
嘘みたいに きらめく世界は 今日春分の日

“ごめんね”と切り出した 二人 声重なった
少年も少女も照れて 可笑しくなっちゃって笑いました
少しだけの勇気と “ごめんね”のひと言で
こんなにも笑い合えるんだ また強く脈を打つハートビート