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霜月はるか( シモツキン )



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霜月はるか( シモツキン )

真実の炎

Lyricist:日山尚
Composer:霜月はるか

沈む陽に絡み落ちた繭(まゆ)の
白き灰は朽ちて 旋風(かぜ)に纏(まと)わる

終わらぬ宿命(さだめ)の環から
逃れる術を探り

石の牢に映る影は伸び
刻を悟り 塔の鐘を響かす
正邪を見定める正義の為に
如何な犠牲を伴えども

木陰に守られぬ生命(いのち)を 世界が要らぬというならば
自ら立ち上がり 今こそ真実の炎を放て

巡り燃え尽きれば
消え去るは偽りの花弁
残るは「永遠の恵み」の実
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本質を目指せ

夜の森に操られた夢
紅き蝶は踊り 旋風に纏わる
終われぬ宿命の環から
虚ろな未来(あす)を覗き

果てしなき闘いの最中(さなか)に
刻を報らせ 塔の鐘は鳴り止む
生と死別ちた嘆きと共に
木々が怒りを顕しても

木陰に守られぬ生命を 世界が要らぬというならば
自ら立ち上がり 今こそ歴史の歪みを正せ

女神に愛されぬ我等を 世界が捨てるというならば
恐れず立ち上がり 今こそ真実の炎を燃やせ