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LACCO TOWER



歌詞
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LACCO TOWER

十六夜

作詞:松川ケイスケ
作曲:LACCO TOWER

曇天直下の雨が ど頭つらぬいた夜に
眠たそうな両目を 無理やり開けられるよ

頷くだけの顔は 運命に並ぶ黒蟻
彼方に舞う希望を お空に拝んでいる

描いた未来が 紙屑になる前に
寝ぼけた現実 叩き潰せ

十六夜の僕ら 集まった光のように
いざ宵の果てに 灯した淡い灯り

貧相な手首掻っ切って いたずらに並べた傷を
悲しそうな両目で ぼんやり見つめていた

繕うだけの顔は 白に憧れる黒サギ
何かを変えたくって 涙はこぼれている

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弱った心を 何かで支えたくて
預ける身体を 探している

ほら横を向けば 傷持った心ばかり
ふらふらの足は 誰だってみんな同じだから
さあ行こうか 僕らが今始める世界へと

存在論 幸福論 どっちが邪論?正論?
信憑性 欠如個性 はいはい五月蝿え常識

招く 明日は 敵か 味方か
あちら? どちら? 誰も知らない
ほらほら夜明けはすぐそばに

僕等十六夜に 集まった光を持ち
いざ宵の果てに ほらもっと灯りをともすのさ
さあ行こうか 僕らが今輝く世界
「未来」へ