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奥華子
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春風
作詞:奥華子 作曲:奥華子
春風を白い自転車で 僕は追い越して行く 空色のシャツを 翻し 初めての街に舞い降りた
離れ離れになるのは嫌だと泣きながら しがみ付いて来た君の腕 ヒ・ラ・リ と桜が散る あの日の二人も散って行く
線路沿い揺れている薄紅色 錆び付いた看板の並ぶ商店街 踏みきりの向こう側 君の姿 が見えたような気がして ペダルを踏む いる筈もなく 風が通り過ぎた 光揺れてる 暖かな日で
真っ白い壁をくりぬいた 窓から西日が差して ダンボールいっぱいの部屋を オレンジ色に染めてゆく
覚悟とか孤独とか少しの希望とか 詰め込んだ箱にもたれかけ 更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網 雀が鳴く声も知らずに テレビの光と僕の影
見慣れないこの道を走って行く 自転車も靴紐も街色になるまで 坂道の途中 僕を呼ぶ君の声聞こえたような気がして 振り向いてみる いる筈もなく 風が通り過ぎた 薄紫の風が通り過ぎた
全てのモノは変わりゆくモノなんだろう この街も この夢も 君がいた時も 振り返る事が出来るのは その場所を通り過ぎたから 歩き出しているから
麗しき春風が街を通りぬけ 線路沿い揺れている葉桜並木 そして僕は 今日もまた振り向きながら 長い坂の途中で君を思い出す なす術もなく 家路を歩く 夕暮れ色の風が通り過ぎた
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