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Rin



歌詞
アルバムリスト

Rin

夏の雨

作詞:Rin
作曲:Rin

地面にしみる砂嵐の音
光の反射がきれいで目に染みる
確かにここにいるんだな
優しい温度で降る
棘がつんと刺す
花の季節も終わり
滴り落ちる名残惜しさを乗せて

雨が雨が、
降るたび思う
歩かなければこのまま
止まないのではないか
髪を髪を、
伝って零れる雨粒を眺めていれば
優しさを落とさずに済むはず
申し訳なさに傘を差した

晴れていた空は鈍色になって
影の切れ目ばかり気になって
糸雨に降られた
風も吹いて肌寒い
心を置いてすすむほど日は折り返す
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
値の付いた花枯れを

羽を羽を、
休めた鳥たち
それを受け入れるだけの器で在れたなら
先を先を、
急いて崩れた優しさの
複雑な雲間に名前を付けないで
暖かな雨がさみしい

溢れた言葉を傷口に貼って
溢れる心を水たまりに隠して
跳ねた水面に映った景色が
今でも僕はあの頃のまま

雨が雨が、
雨が雨が、
降るたび思う
儚い心模様を水滴で流してしまって
灰一色のまま影を連れてこないで
優しさも愛しさも錆びてしまうから
流れる雲に溺れて