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君を詠む

作詞:ヤマザキユウキ
作曲:ヤマザキユウキ

さよなら、またねって いつか来るんだって
目を逸らしては溜め息
傾く陽が照らす 影を長く伸ばした
君をただ見ている

出会いは突然でも
ちょっとありきたりだから
映画や小説には
とてもなりそうもない

ごめんね こんな時に
うまく伝えられないから
空白を埋めるように
口遊むんだ 君を

空を泳ぐ烏 聞こえた
夕方五時を告げる歌
今を飾るに相応しい言葉も
見つけられないでいる

夕映え 並んだ影がまだ二つ
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
歩き出すのを躊躇った
離れてしまったら二度と元通りには
なれない気がした

思えば思うほどに終わりが胸を過る
本音を飲み込んではまた気付かないふり

変わらない街並みは
足りないものばかり思わせるから
変われずにいる僕の前で
笑う君が詩になる

さよなら、またねって
離れてしまったら二度と元通りには

さよなら、またねって 想いを束ねて
最後に君に渡そう
さよなら、じゃなくてまた会えるよねって
そう確かめるように

夕映え 佇んだ影がただ一つ
そっと夜に落ちて消えた