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デイヴ・ディー・グループ( Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich )



アルバムリスト
歌手の紹介


デイヴ・ディー・グループ(Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich)は1960年代に活躍したイギリスのポップロックバンド。「グループ」は日本でのみ使われた呼称で、メンバー5人のニックネームを並べたデイヴ・ディー、ドジー、ビーキー、ミック&ティッチが正式なバンド名。略称はDDDBM&T。


メンバー

デイヴ・ディー (David John Harman) - リードヴォーカル 1941年12月17日 - 2009年1月9日
ドジー (Trevor Leonard Ward-Davies) - ベースギター
ビーキー (John Dymond) - リズムギター
ミック (Michael Wilson) - ドラムス
ティッチ (Ian Frederick Stephan Amey) - リードギター

来歴

1961年、イギリス南部のウィルトシャーで同級生5人により結成されたデイヴ・ディー&ザ・ボストンズが前身。1964年の夏、ハニーカムズやピーター・フランプトンが在籍したザ・ハードなどへの曲提供で知られるソングライターチーム、ハワード=ブレイクリー(Ken Howard & Alan Blaikley)に認められ、イギリスのフォンタナ・レコードと契約。名前をデイヴ・ディー、ドジー、ビーキー、ミック&ティッチに改め、シングル「ノー・タイム」でデビューする。3枚目のシングル「ユー・メイク・イット・ムーヴ」以降、1969年までイギリスのシングルチャートを賑わした。

日本でのレコードはイギリス本国での8枚目のシングルにあたる「タッチ・ミー・タッチ・ミー」から発売。折からのグループ・サウンズブームに乗り、ザ・ジャガーズが「キサナドゥーの伝説」The Legend of Xanaduを、ザ・カーナビーツが「オーケイ!」をそれぞれ日本語でカバーし、ヒットさせた。1969年には来日している。

彼らの曲は本国イギリスや日本のほか、ドイツ、オランダ、カナダ、オーストラリアのチャートにランクインしたが、アメリカでは「ザバダク」がかろうじて52位、「キサナドゥーの伝説」は100位圏外とまったくヒットしなかった。

1970年、デイヴ・ディーがソロ歌手として独立。残ったメンバーはそのままドジー、ビーキー、ミック&ティッチとして活動し、アルバムも制作するが両者とも大きな成功は収められなかった。

1980年代以降、何度か5人で再結成し、2000年代に入ってもコンサートを行っていたが、2009年1月9日、デイヴ・ディーが前立腺癌により死亡した。