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クリス・アイザック( Chris Isaak )



アルバムリスト
歌手の紹介


クリス・アイザック(Chris Isaak、1956年6月26日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身のシンガーソングライター、俳優。イタリア系アメリカ人。

略歴

1985年にシンガーとしてのデビューを飾るが、その端正なルックスに目をつけられ、1988年にジョナサン・デミ監督の『愛されちゃって、マフィア』で俳優としてもデビュー。以降、『羊たちの沈黙』や『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間』といった話題作に出演してキャリアを重ね、1993年にはベルナルド・ベルトルッチ監督の『リトル・ブッダ』で主役の一人を務めた。

一方シンガーとしては、1991年にアルバム『ウィッキド・ゲーム』(Heart Shaped World)が売り上げ100万枚に達し、プラチナ・ディスクを獲得。ここからシングル・カットされた表題曲(Wicked Game)のプロモーションビデオ(撮影監督はハーブ・リッツ)において、人気モデルのヘレナ・クリステンセンとラブシーンを演じて話題を呼び、アルバムのプロモーションに大きな効果を上げた。

同曲はまた、デヴィッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』の中でも印象的に用いられている。当時リンチ監督の秘蔵っ子と言われていたシンガーのジュリー・クルーズは、フェイヴァリット・アーティストの一人として彼の名を挙げている。

1999年にはシングル「ベイビー・ディド・ア・バッド・バッド・シング(Baby Did a Bad, Bad Thing)」がスタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』に用いられ、そのプロモーションビデオ(共演はレティシア・カスタ)において再びハーブ・リッツと組んでいる。以降もコンスタントにアルバム・リリースと映画出演を重ね、米ショウビズ界にユニークなキャリアを残している。
ディスコグラフィー

Silvertone (1985)
Chris Isaak (1986)
Heart Shaped World (1989) - 「ウィッキド・ゲーム(Wicked Game)」を収録
Wicked Game (1991)
San Francisco Days (1993)
Forever Blue (1995) - 「ベイビー・ディド・ア・バッド・バッド・シング(Baby Did a Bad, Bad Thing)」を収録
Baja Sessions (1996)
Speak of the Devil (1998)
Always Got Tonight (2002)
Christmas (2004)
Best of Chris Isaak (2006) - ベスト盤
Live in Australia (2008) - ライヴ盤
Mr. Lucky (2009)
Live at the Fillmore (2010) - ライヴ盤
Beyond the Sun (2011)