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藤川翔一



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藤川翔一

夢を見ていた 奇跡が起こっていた

作詞:藤川翔一
作曲:藤川翔一

小さい頃は学校に行くのも苦手で
母さんに手を引かれて 学校の近くまで
歩道橋を渡ったら この手離さなきゃいけなくて
最後の一段を降りるのが怖かった

いつでも笑って
「行っておいで。」って
背中を押してくれた母さん
今となっては、あの日が全部

夢を見ていたようで
奇跡が起こっていたようで
時の流れはめっちゃ残酷やね
白髪も増えて体も小さくなった母さん
これからも元気でいてくれよ
いつでも笑っていてくれよ

「ちゃんとご飯は食べとんの?」

「元気にしてますか?」

「周りの人たちにちゃんと感謝せなあかんよ。」

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「疲れた時はいつでも帰っておいでね。
あんたの好きなもの作って待ってるから。」

母の日には
「何にも出来やんくてごめん。」ってメールをしたら
「あんたが元気でおってくれたらそれでええんやよ。」って返信に
泣いた。

あと30年 40年すれば離ればなれ
どんなに運が良くたって どんなに健康であってもさ

夢を見ていたんだ
奇跡が起こっていたんだ
そう思える日がいつか来てしまうんやね

今更やけど
いつもありがとう母さん
いつもごめんな母さん
もう自分を汚したりはしないよ

悔しくて負けそうで逃げたくて傷付けられても
僕はこのナマエとカラダで生きてく
いつでも笑って見せてやるよ