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奥山えいじ



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奥山えいじ

北の哀歌(エレジー)

作詞:槙桜子
作曲:徳久広司

身の丈ちかく 雪が降る
故郷は 線路(みち)の果て
九年(くねん)数えた 都会(まち)の暮らしに
別れを告げるベルが鳴る
後ろ髪引く 思い出ならば
胸のすき間に埋めりゃいいさ
軋(きし)む明日に 身をゆだね
北へ北へ、北へ北へ…揺られる夜汽車

失くしたものは 青き夢
やるせない 恋ひとつ
涙浮かべた 白い横顔
俺には出来(すぎ)た女(ひと)だった
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
詫びて飲み干す カップの酒に
浮かぶ面影…ほろ苦いよ
きつく唇 かみしめて
北へ北へ、北へ北へ…揺られる夜汽車

春の芽吹きは まだ遠く
故郷は 雪だろう
昔の俺を 窓に映して
上り列車がすれ違う
老いた親父(おやじ)と 妹ふたり
早朝(あさ)のホームで待(ま)っているよ
土産ものなど 無いけれど
北へ北へ、北へ北へ…揺られる夜汽車