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霜月はるか( シモツキン )



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霜月はるか( シモツキン )

零れる砂のアリア 序章

作詞:日山尚
作曲:なるけみちこ

蒼い砂が、さらさらと零れ落ちていく

倒れた男の手に握られた砂時計は、
彼の命が残り僅かなことをも示していた

その様をぼんやりと見つめながら、
男はただ重くなった瞼を閉じる

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暗闇の向こうから、少女の声が呼びかけていた

すぐそこからなのか、
それともずっと過去からなのか
遠い記憶が重なっていく

それは、同じように死を背中に感じた
まだ彼が少年だった頃の物語――