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陰陽座



歌詞
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陰陽座



作詞:瞬火
作曲:瞬火

あだなき 鳳(とり)が 真逆(まさか)に 落ちる
矢疵(やきず)も 病(やまい)も 無かれど
灯(とも)したことも 気付かぬ 内に
亡くした 火の名を 胸に 独(ひと)り 散る様(さま)を

飾るは 此(こ)の 羽盛(はもり)
最後の天(そら)に 泛(うか)ぶ 沙羅の 華
葬(はぶ)らる 此(こ)の 鸞(とり)を
忘れる頃に 覚(さと)れ 音が 絶えると

鼓翼(こよく)を 気取(けど)り 火燼(かじん)が 跳(おど)る
然(さ)したる 寂(さび)など 有(あ)らねど
手繰(たぐ)るも 毟(むし)るも 羽根(はね)は 盗(と)れぬ
せめて 嘯(うそ)むけ 飛ばぬ 鳳(とり)は 有り得ぬと
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誑(たら)すは 其(そ)の 羽振(はぶ)り
無数の虚(そら)に 泛(うか)ぶ 邪侈(じゃし)の 腹
嬲(なぶ)らる 此(こ)の 廉(かど)を
嘲(あざけ)るものに 定(さだ)む 聲(こえ)は 聴かぬと

あれなる 天(そら)が 官製(かんせい)ならば 賊土(ぞくど)こそ 我が意
天(てん)を 蹴りて 地へと 昇れ 其(そ)れこそ
只 前に 歩むこと

飾るは 此(こ)の 羽盛(はもり)
最後の天(そら)に 泛(うか)ぶ 沙羅の 華
葬(はぶ)らるとも 穢(けが)されぬ
あぐねる内(うち)に 無価(むげ)の 命が 限りを 知り
自(おの)ずから 散ると 然(しか)れば 歌えよ