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- 歌手の紹介
クリスタル・ゲイル(Crystal Gayle、1951年1月9日-)は、アメリカ合衆国のカントリー歌手。
来歴
ケンタッキー州ジョンソン郡ペインツヴィル出身。本名ブレンダ・ゲイル・ウェブ。実の姉は歌手のロレッタ・リン。ブレンダが幼い頃、家族でインディアナ州に移る。
ロレッタのツアーへの参加を経て、デッカ・レコードとの契約を得る。同じく同社と契約していたブレンダ・リーとの混同を防ぐため、芸名をクリスタル・ゲイルとして、1970年にシングル「アイヴ・クライド」(原題:I've Cried (The Blues Right Out of My Eyes))でデビュー。同曲は「ビルボード」誌のカントリー・チャートで23位となった。ただし、デッカはクリスタルがロレッタ・リンの妹であることを強調して売り出したため、クリスタルは不満を抱いていた。
1974年、プロデューサーのアレン・レイノルズと出会い、ユナイテッド・アーティスツ・レコードに移籍。翌年、ファースト・アルバム『クリスタル・ゲイル』発表。1977年、シングル「瞳のささやき」(原題:Don't It Make My Brown Eyes Blue)がカントリー・チャート1位、ポップ・チャート2位の大ヒットとなり、グラミー賞のベスト・カントリー・ソング部門とベスト・カントリー・ボーカル・パフォーマンス(女性)部門を受賞した。同曲を収録したアルバム『水晶の恋人』もカントリー・チャート2位、ポップ・チャート12位を記録。1978年11月11日、日本武道館で行われた世界歌謡祭のショータイムに出演。
1979年のアルバム『夢のふれあい』を最後に、クリスタルはユナイテッド・アーティスツを離れ、以後様々なレーベルから作品を発表。また、1982年には、トム・ウェイツと共に映画『ワン・フロム・ザ・ハート』のサウンドトラックに参加した。1983年には、カナダのTVシリーズ『SCTV Network 90』に女優として出演。
1990年のアルバム『エイント・ゴナ・ウォリー』では、ユナイテッド・アーティスツ時代の盟友アレン・レイノルズを再びプロデューサーに起用。アルバム『Someday』(1995年)ではゴスペルに挑戦した。 ディスコグラフィー
クリスタル・ゲイル - Crystal Gayle(1975年) サムバディ・ラヴズ・ユー - Somebody Loves You(1975年) 春風のバラード - Crystal(1976年) 水晶の恋人 - We Must Believe in Magic(1977年) 夢のひととき - When I Dream(1978年) 夢のふれあい - We Should Be Together(1979年) Miss the Mississippi(1979年) These Days(1980年) Hollywood, Tennessee(1981年) True Love(1982年) ワン・フロム・ザ・ハート - One from the Heart(1982年) - トム・ウェイツとの連名 Cage the Songbird(1983年) Nobody Wants to Be Alone(1985年) Straight to the Heart(1986年) What If We Fall in Love(1987年)- ゲイリー・モリスとの連名 Nobody's Angel(1988年) エイント・ゴナ・ウォリー - Ain't Gonna Worry(1990年) Three Good Reasons(1992年) Someday(1995年) Sings the Heart & Soul of Hoagy Carmichael(1999年) In My Arms(2000年) All My Tomorrows(2003年)
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