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スティーヴィー・ニックス(Stephanie Lynn 'Stevie' Nicks , 1948年5月26日 - )は、アメリカ合衆国出身の女性ボーカリスト、シンガーソングライター。
ロックバンド「フリートウッド・マック」のメンバー。ソロとしても多数の実績を併せ持ち、その妖艶なイメージから'ロックの歌姫'とも呼ばれる。
ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第98位、Q誌選出では第97位。
祖父がカントリー・ミュージックの歌手だった影響もあり、4歳頃から両親が経営するバーで歌い始める。10代半ば頃には楽曲の創作も始め、アマチュアバンドに参加していた。
1968年、高校時代のボーイフレンド リンジー・バッキンガムが所属するバンドに誘われ、歌手活動を経験。ウェイトレスなどで生活費を稼ぎながら活動した。同バンド解散後の1972年に、リンジーとデュオユニット「バッキンガム・ニックス」を結成。翌年に大手レーベル「ポリドール・レコード」からデビュー。
2ndアルバム制作途中のデモテープ「Frozen Love」という楽曲を、フリートウッド・マックのメンバー ミック・フリートウッドが聴いたことがきっかけで、1975年にリンジーと共にグループに招かれて加入。1977年、同バンドのアルバム『噂』の成功で世界的な名声を得た。
1981年7月27日、ファースト・ソロアルバム『麗しのベラ・ドンナ(Bella Donna)』を発表。ビルボードのアルバムチャートの1位を記録した。また、同アルバムからシングルカットされたトム・ペティとの共作「Stop Draggin' My Heart Around」は全米3位、ドン・ヘンリーとの共作「レザー・アンド・レース」は全米6位、「エッジ・オブ・セブンティーン」は全米11位を記録した。
1978年にフリートウッド・マック名義で『グラミー賞』を受賞し、これまで7回以上ノミネート。1998年には同名義で『ロックの殿堂』の入りを果たしている。
私生活では離婚歴がある。コカイン依存と抗不安薬依存だった過去があり、これを克服している。
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