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ボディ・カウント( Body Count )



アルバムリスト
歌手の紹介


ボディ・カウント (Body Count) はアメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたヘヴィメタル/ヒップホップバンド。1990年にラッパーのアイス-Tが高校時代の友人たちと結成した。ほとんどの楽曲の作詞をアイス-Tが、作曲をギタリストのアーニー・Cが担当している。1992年にリリースしたデビューアルバムに収録された「Cop Killer」で物議を醸したことで知られている。

略歴

ラッパーとしてソロ活動をしていたアイス-Tがクレンショー高校(ロサンゼルス統一学区)時代の友人たちと1990年に結成。オリジナルのラインナップはアイス-T(ボーカル)、アーニー・C(リードギター)、ムースマン(ベース)、ビートマスター・V(ドラム)、D-ロック・ジ・エクスキューショナー(リズムギター)という全員黒人の構成であった。

1991年5月、アイス-Tはソロアルバム「O.G. Original Gangster」を発表し、バンド名と同名の曲を収録してこのバンドをデビューさせた。また、アイス-Tとボディ・カウントは7月から8月にかけてロラパルーザツアーに出演した。

1992年にセルフタイトルのデビューアルバムをアイス-Tが契約していたサイアー・レコード/ワーナー・ブラザーズ・レコードよりリリース。同アルバムに収録されていた警察批判の曲「Cop Killer」が物議を醸し、最終的にバンドは同曲のアルバムからの削除に追い込まれた。また、アイス-Tのソロおよびボディ・カウントとサイアーとの契約も解消された。

1993年、ボディ・カウントはジミ・ヘンドリックスのトリビュートアルバム「Stone Free: A Tribute to Jimi Hendrix」に「Hey Joe」のカヴァーで参加した。1994年、2ndアルバム「ボーン・デッド」をヴァージン・レコードよりリリース。1996年、ベーシストのムースマンが脱退し、代わってグリズが加入する。またドラムスのビートマスター・Vが白血病で死去する。1997年、ビートマスター・Vの遺作となる3rdアルバム「ヴァイオレント・ディマイズ」がリリース。2001年、グリズが脱退。同年、イギー・ポップのツアーに帯同していたムースマンがロサンゼルスで銃撃を受けて死亡。2004年にはリズムギターのD-ロックが悪性リンパ腫で死去し、オリジナルメンバーはアイス-Tとアーニー・Cの2人だけとなった。

2006年、ボディ・カウントは9年ぶりとなる4thアルバム「マーダー・フォー・ハイヤ」をインディーレーベルのEscapi Musicよりリリース。新たなラインナップはドラムスのO.T.に加えて、ベーシストにヴィンセント・プライス、リズムギターにベンドリックスが加入している。しかし、この後バンドは活動休止期間に入る。

2013年、復活作となる5thアルバム「Manslaughter」をスメリアン・レコードよりリリース。ドラムスがイル・ウィル、リズムギターがホアン・オブ・ザ・デッドに交代し、現在のラインナップとなっている。

2017年、6thアルバム「Bloodlust」をセンチュリー・メディア・レコードよりリリース。本作にはデイヴ・ムステイン(メガデス)、マックス・カヴァレラ(ソウルフライ)、ランディー・ブライ(ラム・オブ・ゴッド)がゲストで参加している。