- アート・オブ・ノイズ( Art Of Noise )【 合計 4アルバム 72曲 歌詞 】
- ジ・アート・オブ・ノイズ (Art of Noise, The Art of Noise) は、前衛的なエレクトロニック・ミュージックのグループ。
略歴
イタリア未来派の画家、作曲家、楽器発明家である ルイージ・ルッソロの論文「騒音芸術（Art Of Noises）」をグループ名の由来とするアート・オブ・ノイズは、トレヴァー・ホーンが立ち上げたZTTレコーズのサウンドエンジニアからなる、正体不明のユニットとして結成された。ZTTレコーズからチャイナ・レコードへ移籍した際に、アン・ダドリー（キーボード担当）、J.J.ジェクザリック（サンプリング担当）、ゲーリー・ランガン（ミキシング担当）、ポール・モーリーのメンバー名が公表された。
1982年、アート・オブ・ノイズの原型となるマルコム・マクラーレンのアルバム「Duck Rock」では、トレヴァー・ホーンがプロデュースを手掛け、アン・ダドリーとゲーリー・ランガンが全トラックの作曲、演奏、ミキシング、プログラミングを担当した。ヒップホップに影響を受け、スクラッチの導入を試みた「Buffalo Gals」がシングルカットされ全英チャート9位（Music Week）を記録した。
1983年に発表されたイエスのアルバム「ロンリー・ハート」(原題:「90125」)でも、トレヴァー・ホーンがプロデュースを手掛け、J.J.ジェクザリックとゲーリー・ランガンの2人が、エンジニアリング、及びキーボード・プログラミングを担当した。また、シングルカットされた「ロンリー・ハート」は、全米チャート（Billboard Hot 100）1位を記録した。
1983年にミニアルバム「Into Battle With The Art Of Noise」を発表後、1984年にデビューアルバム「誰がアート・オブ・ノイズを…」をリリースした。1stシングルの「Beat Box」は、映画「ブレイクダンス」の劇中で使用され、2ndシングルの「Close」は、全英チャート8位を記録した。また、3rdシングルの「Moments In Love」は、マドンナがイビサで結婚式を挙げた際にBGMとして使用された。
1986年、チャイナ・レコードへ移籍し2ndアルバム「In Visible Silence」を発表した。デュアン・エディ をゲストに迎えたシングル「Peter Gunn」は、全英チャート8位を記録し、1987年にグラミー賞ベスト・ロック・インストルメンタルを受賞した。テレビ番組のキャラクターであるマックス・ヘッドルームとのコラボレーションで話題となった「Paranoimia」は、全英チャート12位を記録した。
1987年、3rdアルバム「In No Sense? Nonsense!」からシングルカットされた「Dragnet(Danger Ahead/Dragnet March)」は、映画「ドラグネット 正義一直線」のテーマ曲としてサウンドトラックにも収録された。
1988年、トム・ジョーンズをボーカルに迎えたプリンスのカバー曲「Kiss」は、全英チャート5位を記録しグループ最大のヒットとなった。
1999年、アン・ダドリー、トレヴァー・ホーン、ポール・モーリー、ロル・クレームによって再結成され、ZTTレコーズに復帰しアルバム「ドビュッシーの誘惑」を発表し 、ヒップホップ・アーティストのラキムをゲストに迎えた「Metaforce」がシングルカットされた。
作品
シングル
'Beat Box' (1983)
'Moments In Love' (1983) and (1985)
'Close (To the Edit)' (1984)
'Legs' (1985) - 「Mr.マリックのテーマ」として知られる。
'Paranoimia', featuring Max Headroom (1986)
'Peter Gunn', featuring Duane Eddy (1986)
'Legacy' (1986)
'Dragnet' (1987)
'Kiss', featuring Tom Jones (1988)
'Yebo!', featuring Mahlathini and Mahotella Queens (1989)
'Art of Love'
'Shades of Paranoimia'
'Dreaming in Colour' (1998)
'Metaforce', featuring Rakim (1999) - 曲名リスト•モード ＞ アルバム順(発行時間) 曲名順(文字数) 曲名順（その他）
- アルバム名 リリース日 ソング
-
At The End Of A Century Balance
2015
1.Dreaming (Colour Silver) (提供)
2.Rapt In The Evening Air (提供)
3.On Being Blue (提供)
4.Born On A Sunday (提供)
5.Il Pleure (At The Turn Of The Century) (提供)
6.Un Tendre et Triste Regret (提供)
7.Fin de SiŠcle (提供)
8.In The Balance (Across The Century) (提供)
9.The Reflection Of A Reflection (提供)
10.Metaforce (提供)
11.The Holy Egoism Of Genius
12.Dreaming (Colour Black) (提供)
13.Dreaming (Colour Green) (提供)
14.Dreaming (Colour Yellow) (提供)
15.Pause (提供)
16.Approximate Mood Swing No.2 (提供)
17.Metaphor On The Floor (提供)
18.Out Of This World (提供)
19.La Fl–te De Pan (提供)
20.Ce n'est Pas Fini! (提供)
21.The Interrupted Serenade (提供)22.Blue Murder (提供)
23.Part Two – Intro (提供)
24.Dans le Style d'un Chanson Populaire (提供)
25.Hummingbird (提供)
26.Bored On A Sunday (提供)
27.Bayonet (提供)
28.A Distant Ringing Of Horns (提供)
29.The Falling Rocket (提供)
30.Dans le Style d'une Sarabande, Mais Sans Rigeur (提供)
31.The Food Of Love (提供)
32.Music For The I (提供)
33.The Case For A Complete Performance (提供)
34.Driving Rain Plus (提供)
35.Part Three – Intro (提供)
36.On CD (提供)
37.It's All In The Ears (提供)
38.Middle, Index And Thumb (提供)
39.Speechless Creatures (提供)
40.Dreaming In Colour (提供)
41.Part One – Intro (提供) -
Below The Waste
1989
1.Yebo
2.Dan Dare (提供)
3.Catwalk (提供)
4.Promenade 1 (提供)
5.Dilemma (提供)
6.Island (提供)
7.Chain Gang (提供)8.Promenade 2 (提供)
9.Back To Back (提供)
10.Flashback (提供)
11.Spit (提供)
12.Robinson Crusoe (提供)
13.James Bond Theme (提供)
14.Finale (提供) -
In Visible Silence
1.Opus 4 (2017 Remastered Version)
2.Paranoimia (2017 Remastered Version)3.Something Always Happens (2017 Remastered Version) -
その他
1.Kiss
2.Paranoimia
3.Opus 4
4.Kiss (Aon Mix)
5.Close (To The Edit)
6.Opus For 4
7.Close (to the Edit)[Radio 1 Session] - Saturday Live session for BBC Radio 1, 24 November 19848.Moments In Love (Radio 1 Session) - Saturday Live session for BBC Radio 1, 24 November 1984
9.The Holy Egoism of Genius (Pre-release Edition)
10.That Was Close; Diversion Eight, Diversion Two, Closet, Close-Up, Close (to the Edit), Closed
11.Kiss (The AON mix)
12.Yebo (Seven Inch mix)
13.Kiss (feat. Tom Jones)
14.Moments In Love
【アルバムに関する情報エラーの訂正】