ワン・ダイレクション(英: One Direction、略称:1D)は、イギリスおよびアイルランド出身のメンバーからなるボーイズ・バンド。
メンバー ハリー・スタイルズ ルイ・トムリンソン ナイル・ホーラン リアム・ペイン
旧メンバー ゼイン・マリク(2015年3月25日脱退)
概要
「Xファクター」第7シーズンの「Boys」部門にそれぞれ別々にエントリーしていた5人がサイモン・コーウェルにより見出されグループを結成し、コーウェルのレーベルであるSycoと契約。後に、コロンビア・レコードと契約した。ワン・ダイレクションが出演した「Xファクター」第7シーズンは、シリーズ最高平均視聴率をレコードしている。 デビュー・アルバムの「Up All Night」は、イギリス出身のアイドルのデビューアルバムとして、ビルボードチャートで1位を獲得した。なお、スパイス・ガールズのデビュー・アルバム「Spice」はビルボードで4週連続1位を記録したが、初登場は6位で、1位を獲得したのは14週目だった。
また2012年に、ハリーとデートしていると噂になった女性およびナイルと交際していると噂になった女性が、正気を失ったファンから膨大な量の脅迫および誹謗中傷を受け、やむなくアカウントを削除した。 2012年にコンサートDVDである「Up All Night – The Live Tour DVD」を発売。アメリカ、UK、カナダ、フランス、スペイン、ブラジル、トルコ、アルゼンチンなどを始めとする世界25カ国で初登場1位を記録した。またアメリカでは同じ週、ビルボードのアルバムチャート1位であったジョン・メイヤーの『Born and Raised』より多く売上げた。同じ週のDVDチャートの1位の売上がCDアルバムチャートの1位のそれを上回ったのは、ビルボード史上初めてのことであった。
2012年8月にはロンドンオリンピックの閉会式典に出演した。
2012年10月にはシングル「Live While We're Young」をリリース。全米ビルボード・シングルチャート(Billboard Hot 100)で初登場3位を記録した。これは、イギリスのグループの初登場順位としては史上最高位の成績であり、また全体(ソロアーティスト含める)でも、エルトン・ジョンがダイアナ妃の追悼で発表した「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」(初登場1位、その後14週間1位を記録)に次ぐ成績であった。またこの楽曲は日本では「めざましどようび」の主題歌に、アメリカではワン・ダイレクションのメンバーが出演するペプシコーラのCM曲に起用された。
2013年には、チャリティシングル「One Way or Another (Teenage Kicks)」を発表(ブロンディ (バンド)の「One Way or Another」と、ザ・アンダートーンズの「Teenage Kicks」のマッシュアップカバーである。)。チャリティにより多くの寄付をするためコストを抑えようと、PVにはメンバー自ら撮影した映像が使われている。ニューヨーク、東京、ロンドン、ガーナでの撮影が行われ、また英国首相のデビッド・キャメロンもゲスト出演している。
2014年には、NTTドコモのスマートフォンのCMに出演している。
2014年2月8日には、日本でも公式ストア「1D WORLD JAPAN」が東京・大阪にオープンしている。