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馬鹿

作詞:猪狩翔一
作曲:猪狩翔一

選べる程 手段はないのに
悩み抜いた様な服を着て
その卑怯になった眼差しを
見損なえたなら 針を持て

奪い合いの再開に
起こり得る問題は
これ以上纏っても同じさ

体中が泣いたり 笑ったり
腹の立つ日がもう来ないのは
体中を今日まで使ったのを
誉め讃える日がもう来ないから

恐れ多い真実に
逃げ惑う後悔は
これ以上纏っても同じさ
そう思うだろう?

戻りたい場所は もう違う太陽を
飲み込もうとした僕を許しはしないよ
美しいのは自分じゃないから
心がまた昨日を探し出す前に

迷える程 時間もないのに
譲れないモノで出来た歴史
明かりの灯った街を観て
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思い知った量を確かめる

残るべき存在に
投げ掛ける本能は
これ以上纏っても同じさ
そう思うだろう?

何れ位 思い違いがあったって
流れ出す血は赤くて
それだけを持って
立ち向かうなら 立ち止まっても
観た事もない場所へ
無事に帰れそうさ

演奏が終わったら
何処に辿り着くか分からない
演奏が終わったら
何処に辿り着くか分からない
演奏が終わっても
僕達の音色は変わらない
演奏が終わっても
僕達の音色は変わらないから

馬鹿みたいな今日が大事だったり
また性懲りもなくアナタに会いたかったり
その殆どを忘れたくても
命と似た形が僕にだってあった証明だろう