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槇原敬之



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槇原敬之

THE END OF THE WORLD

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

「行いが悪かったかな」
ごめん冗談で言ったつもり
「気にしないよ」そういうと君は
わざと明るく笑って見せた
雨の中ずっと待たせたのを
謝った僕をかばうように
「独りぼっちより誰かを待つほうが
よっぽどいいよ」って言った

足りない物持ち寄っただけの
できそこないの恋は
あまりにも見栄えが悪くて
きっと誰にも見守られない

いつも雨だね
僕らが会う日は
待ち合わせの場所まで
傘で隠すように
そのあと一本は畳んで
僕のをさして
ちょっと見たら普通の恋人同士

高いホテルの窓から見える
どこかの部屋の窓明かりが
一つ一つ消えてく度に
逃げ切れたような気分になる
これ以上暗くならないね
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後一回引けば消えるスタンド
お互いをもっと見つめるのに丁度良い
明るさも手に入れられない

世界の終わりみたいな顔をして
キスをする僕ら
間に合わせの温もりじゃもう
ダメになるのは分かっている

絶対誰にも
聞こえないように
息をひそめて君が
「好きだよ」って言った
一体どんな言葉を返せば
いいか解らないまま抱きしめた

僕と彼女の幸せを
君に分けたとしても
やっぱり幸せのかけらは
ただの幸せのようなもの

いつも雨だね
僕らが会う日は
待ち合わせの場所まで
傘で隠すように
そのあと一本は畳んで
僕のをさして
ちょっと見たら普通の恋人同士