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結城佑莉



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結城佑莉

浮かぶように

作詞:結城佑莉
作曲:結城佑莉

巡り合い 相対したが運の尽き
口を開けば綺麗事の君が言う
雲に描いたみたいな 未来さえ
いつか本当に浮かぶように

ひとつも間違っちゃいない
なんかそんな気がしている
大した理由を求めるには
一生は短いだろう

地べたに寝転がった
空が大半になった
低気圧に降り分離した
水泡に君が写る

右手には傘を
左手に心臓を

巡り合い 相対したが運の尽き
口を開けば綺麗事の君が言う
雲に描いたみたいな 未来さえ
いつか本当に浮かぶように

君は大概したいことも言わずに
分かり合い愛したいなんて無茶を言う
ぐずる空模様と競るアドバルーン
そんな日々を歩く
胸がやや浮つく

ひとつも間違っちゃいない
それだけでもう背反している
僅かな齟齬を見つけるのは
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
天使にも容易いだろう

渚はほど近く
雲は海月のように靡いている
閉じた窓を 開けたひとは
たぶん君だろう

右手には朝を
同じ手に心臓を

巡り合い 相対したが運の尽き
口を開けば綺麗事の君が言う
雲に描いたみたいな 未来さえ
いつか本当に浮かぶように

僕は大概言いたいことも知らずに
消えてしまわぬようにと歌を結う
燻る煙に相俟るメランコリー
空はふと秋めく
君は君のままで

蛹のまま 夢を見ていた
背中に萎びた羽根を受け
いつしか僕は
君になれたらと願った

蛹のまま 目は冴えていた
背中に萎びた羽根を受け
青い風景の 境界線は
もうどこにもないのなら

もう一度
深い海へ落ちる