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大塚まさじ



歌詞
アルバムリスト

大塚まさじ

うた

作詞:田川律
作曲:大塚まさじ

ざくろの花のオレンジを 六月の雨がそっとたたく時
その下をくぐる僕の心は 鉛色の雲のように暗い
口ずさむ歌は煙になって 青葉の群に吸いこまれる

くたばってもいい 死んでもいい
僕の血が そっくりそのまま
声となり言葉となって
今を時代を唄うなら

降りしきる雪のホワイトが 一月の屋根をふわりと飾る時
その下で暮らす僕の心は ストーブの炎のように赤い
口ずさむ歌は匂いになって 窓ガラスにまとわりつく

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くたばってもいい 死んでもいい
僕の血が そっくりそのまま
声となり言葉となって
今を時代を唄うなら

雨上がりの虹の七色が 八月のビルにほのかに笑う時
その前にたたずむ僕の心は ビー玉の縞のようにきらめく
口ずさむ歌はひびきかわして 大空めがけかけ抜けて行く

くたばってもいい 死んでもいい
僕の血が そっくりそのまま
声となり言葉となって
今を時代を唄うなら