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ふみゆう子



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ふみゆう子

曽根崎情話

作詞:新庄恭子
作曲:岡田信久

世間を畏れず 大店(おおだな)捨てて
手代の徳兵衛 心はひとつ
浪花花街 「お初」が命
夜道恋路は 千里も一里
人目忍んで 逢いたさ見たさ
縋るお前が 目に映る

待たせて済まぬ 許しておくれ
涙で見えぬか この俺が
泣かないで…
お前の顔を 見せておくれ
愛しいよ〜なぁ 「お初」

郭(くるわ)育ちが 掟に背き
運命(さだめ)を忘れて 重ねる逢瀬
あなた一人と 十九歳(じゅうく)の命
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
罪な恋ほど 命炎(いのちび)燃えて
吐息切れ切れ 着物も乱れ
今宵限りと 身を削る

この世の名残り 夜(よ)も名残り
縁の深さの印(しるし)かと 黒髪
撫でて 愛おしみ 済まぬと言う
徳兵衛さま〜 あの世まで
「お初」と一緒ですよー

曽根崎夜更けて 天神橋を
夜霧に隠れて 道行く男女(ふたり)
悔いはないけど はらはら涙
死ぬを覚悟も 小指で紅を
簪(かんざし)抜いては 刃に代換(か)えて
未来(あす)は「ひとつ」の蓮終(はしづ)の花