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フー・ファイターズ( Foo Fighters )



アルバムリスト
歌手の紹介


フー・ファイターズ(英: Foo Fighters)は、アメリカ合衆国のロックバンド。ニルヴァーナの元ドラマー、デイヴ・グロールを中心に結成され、1995年にデビュー。総売り上げは2000万枚以上を記録し、2012年現在までに、グラミー賞を11回受賞している。

バンド名の由来は、第二次世界大戦戦中における未確認飛行物体を指すスラング用語「フー・ファイター」から。略称は、「FF」(エフエフ)、日本では「フーファイ」。

1994年秋、元ニルヴァーナのドラマーであるデイヴ・グロールは、予て作り続けていた楽曲を携えてレコーディング、ほぼ独力でアルバムを完成させ、1995年にフー・ファイターズ名義でリリースする。

同時にバンドメンバーを集め、ギタリストにはニルヴァーナのツアー・メンバーだったパット・スメアを、リズム隊にはサニー・デイ・リアル・エステイトのネイト・メンデル(ベース)とウィリアム・ゴールドスミス(ドラム)を勧誘。グロール自身はボーカルとギターを担当するフロントマンとなった。

1997年には2作目の『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』をリリース。このアルバムのレコーディングでドラムパートの出来に満足していなかったグロールは、ロサンゼルスで録り直し、結果的にほとんどの曲でグロールがドラムを叩いた。ドラムのゴールドスミスは、グロールに「レコードは自分が叩くがバンドには残って欲しい」と言われるも、これに納得がいかず脱退。程なくしてスメアもツアーばかりの生活にモチベーションを失い脱退、代わりに旧友のフランツ・スタールが加入するが、バンドとしての一体感を得る事が出来ずに短期間で脱退してしまう。

1999年にはグロールとメンデルに、新ドラマーのテイラー・ホーキンスを加えたトリオ編成で『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ』を発表。同年にオーディションの末、ギタリストのクリス・シフレットが加わったことで、ようやくメンバーが固定化された。

2006年にはツアーメンバーとしてパット・スメアが参加し、後に正式にバンドへ復帰した。
メンバー

デイヴ・グロール(Dave Grohl) – リード・ボーカル、ギター、ドラムス、ベース、ピアノ

結成時から在籍。元ニルヴァーナ、元スクリーム。

ネイト・メンデル(Nate Mendel) – ベース

結成時から在籍。元サニーデイ・リアル・エステイト。

テイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins) – ドラムス、パーカッション、バッキング・ボーカル、リード・ボーカル

1997年に加入。アラニス・モリセットの元サポートメンバー。

クリス・シフレット(Chris Shiflett)– リードギター、リズムギター、バッキング・ボーカル

1999年に加入。ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズにJake Jackson名義で参加。元ノー・ユース・フォー・ア・ネイム。

パット・スメア(Pat Smear)– リズム・ギター、リード・ギター

1995年に加入し、1997年に脱退。2006年に再加入。ニルヴァーナ元サポートメンバーの、元ジャームス。

ラミ・ジャフィー(Rami Jaffee) - キーボード

2005年からサポートメンバーとして参加。2017年に正式にメンバーとして加入。元ウォールフラワーズ。

旧メンバー

ウィリアム・ゴールドスミス(William Goldsmith) – ドラムス

1995年に加入し、1997年に脱退。元サニーデイ・リアル・エステイト。

フランツ・ストール(Franz Stahl) – リードギター

1997年に加入し、1999年に脱退。元スクリーム/ウール。

作品
詳細は「フー・ファイターズの作品」を参照

1st『フー・ファイターズ』(Foo Fighters):1995年7月9日発売。
2nd『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』(The Colour and the Shape):1997年5月8日発売。
収録曲『Monkey Wrench』が、2005年に極生(麒麟麦酒)のCMに使用された。また、2014年からTBS系列で放送されている「林先生の痛快!生きざま大辞典」のテーマ・ソングにもなっている。
3rd『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ』(There is Nothing Left to Lose):1999年11月22日発売。
収録曲『Learn to Fly』が2000年にノエビアのCM(「ガルフストリーム」シリーズ)に使用された。
4th『ワン・バイ・ワン』(One by One):2002年12月6日発売。
5th『イン・ユア・オナー』(In Your Honor):2005年6月15日発売。
2枚組。ジョン・ポール・ジョーンズ(ex:レッド・ツェッペリン)やノラ・ジョーンズがゲスト参加。
6th『エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス』(Echoes, Silence, Patience & Grace):2007年9月26日発売。
7th『ウェイスティング・ライト』(Wasting Light):2011年4月12日発売。
8th『ソニック・ハイウェイズ』(Sonic Highways):2014年11月10日発売。

受賞歴
グラミー賞

2001年 最優秀ロック・アルバム賞『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ』、最優秀短編ミュージックビデオ賞「ラーン・トゥ・フライ」
2003年 最優秀ハード・ロック・パフォーマンス賞「オール・マイ・ライフ」
2004年 最優秀ロック・アルバム賞『ワン・バイ・ワン』
2008年 最優秀ロック・アルバム賞『エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス』、最優秀ハード・ロック・パフォーマンス賞「ザ・プリテンダー」
2012年 最優秀ロック・アルバム賞『ウェイスティング・ライト』、最優秀ロック・パフォーマンス賞「ウォーク」、最優秀ハード・ロック・パフォーマンス賞「ホワイト・リモ」、最優秀ロック・ソング賞「ウォーク」、最優秀長編ミュージック・ビデオ賞「バック・アンド・フォース」

ブリット・アワード

2008年 最優秀インターナショナルグループ賞、最優秀インターナショナル・アルバム賞『エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス』