11歳となった1979年、オーストラリアのテレビシリーズ“Skyways”で子役としてデビュー。番組中では同じく子役出身であるカイリー・ミノーグと共演することもあった。その後も順調に活動し、1987年には同国の芸能雑誌“TV Week”による「ロギー賞(将来有望な芸能人に対する部門)」に輝く。1988年にストック・エイトキン・ウォーターマンによるプロデュースで歌手デビューしたが、デビュー曲の'Nothing Can Divide Us'がいきなり全英5位、日本の洋楽チャートでは1位に輝くなど、華々しいスタートを切る。さらに2枚目のシングルである'Too Many Broken Hearts'が全英1位となり、1989年にはデビューアルバムである'Ten Good Reasons'が3週連続で全英1位の売り上げとなった。ほぼ同時期にカイリー・ミノーグもイギリスに拠点を移して、日本でも知られるヒット曲を連発するなど活躍していたが、 'Especially for You'で幼馴染でもあるミノーグとのデュエットを実現させ、これが1989年の全英年間売上第4位となる。1990年代前半までヒット曲が続き、80年代後半から90年代前半を代表するアーティストのひとりとなった。
'Nothing Can Divide Us'(1988年9月) 'Especially for You' (1988年11月) (カイリー・ミノーグとのデュエット曲) 'Too Many Broken Hearts' (1989年3月) 'Sealed With a Kiss'(1989年5月) 'Any Dream Will Do'(1991年6月)ほか