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眩暈SIREN



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眩暈SIREN

九月一日

Lyricist:京寺
Composer:オオサワレイ

悲しさなんて感じなければいい
傷付くことで傷付け
望むほど何処か歪んでいく

いつかこの冷たさに身体を沈めて
虚像を塗した感情は
まだより一層脈打つ

孤独を知ったのは
通り過ぎた人達のせいだ
景色を眺めていても
「自分」を思い知る

離せないよ この喪失は必要で
自分の不甲斐無さまで
呪って粗末に生きていた
今日が終わる 影が遠ざかっていく
何度も思い返すのは
最後にした会話だった

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落ちていく時間を拾えないか
思うだけ無駄な毎日だった
そうだ 馬鹿らしいよ
この生活は失敗の塔だ

また同じ様に間違えるなら
言葉は手で掬う水みたいだ
零れてしまった

期待をしてたのは
優し過ぎた人達のせいだ
崩れてしまうまで
寄りかかる事しか出来なかった

願わないよう 思いは閉じたままで
それで許されるなんて
くだらない
幻を消したくて

今日も影が遠ざかっていく
どうしてこんなにすれ違えるんだ