Mojim Lyrics
Mojim Lyrics > Japanese & Korean singers > majiko > 寂しい人が一番偉いんだ > 春、恋桜。

majiko



Lyrics
Album list

majiko

春、恋桜。

Lyricist:majiko
Composer:majiko

春の夜風に当てられて
今宵も想うあなたの事を
ただの遊びと知りつつも
触れた手と手は熱かった
声に出しては言わないし
まして恋だの認めた日にゃさ
あなた離れてしまうでしょ
ならば密かに焦がれましょ

片目瞑って 遠いあなたを
ゆっくりゆっくりなぞります
耳から口へ、口から肩へ
どんどんどんどん滑ってく

こんな冷たくて世知辛い世界で
ただ一人の愛する人よ
どんなものよりも代え難い
いつかの窓辺に差す光の様に

呑めや唄えや舞桜
頬の火照りは酒かそれとも
百も承知の結末よ
けれど、こちとら不慣れなもので
ただの遊びじゃございません
あなた、夢にも出てくる始末
食指、あなたに見立てては
這わせ、絡ませ、口付けて

Find more lyrics at ※ Mojim.com
あなたの声もあなたの腕も
いつしか誰かのものになる
隠す手の平、柔く剥がして
その目は確と焼き付ける

思わせぶってえげつない
お陰で一喜一憂、早死にしそうよ
盗られるなんて耐え難い
これ以上、苦しいのは嫌なのよ

いっそ騙して、それでもいいわ
明日になれば、忘れてあげる
あなたの声も、あなたの腕も
一度だけでいい、思い知りたい

こんな冷たくて世知辛い世界で
たった一人の愛する人よ
どうか、今だけはお側に
終わりも無ければ、始まりも無いまま

こんな冷たくて世知辛い世界で
ただ一人の愛する人よ
どんなものよりも代え難い
いつかの雨上がりの匂いの様に

ほら、花は舞い散る
ねえ、一口いかが?
はあ、人はこれをや
ああ、恋といふらむ