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MOROHA



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MOROHA

二文銭

Lyricist:アフロ
Composer:UK

天気予報の向こうは渋谷スクランブル
今日は都内全域冬晴れです キャスターが言った
その夜長野は記録的な大雪に包まれる
分厚い雪の上をティンバーじゃなく長靴で歩く
化粧気がない街並み 午後八時には熟睡する田舎町で眠らぬ街を夢見た
18で飛び出した18号 辿り着くハチ公 ポケットに無鉄砲
人混み睨み意気がって息まく
上等だ やってやるよ

毎回のライブが最初で最後 だからびびってる余裕なんてないんだよ
出し切るのは練習の成果じゃない 生きてきた人生丸ごとだ
こなすライブでギャラさらう大物やキャリアのみで物言うベテランを見て
ヤバくはなっても偉くはならない 一生若手と強く誓った
空っぽのフロアにも歌い続けた 足りないのは友達? 顔出し?
それは実力がない奴の言い訳だ 悔しさが嗚咽がイントロとなった
友達じゃないファンとして来てる あいつの一言にどれだけ救われたんだ
あの時踏んだ地団駄が いつの間にやら地面を固めた

何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ
負け犬はリアリスト気取りたがる 黙れ 野次馬じゃ走れぬレースを走れ
何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ
運をねじ伏せる実力を確かめ その上で最強の運を掴め

片目は天国 片目は地獄 映った景色それが現実
片目は天国 片目は地獄 映った景色それが現実

廃棄弁当かっ喰らって 不安定な生活を勘ぐる
布団にもぐる されど人間に賞味期限はないから
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どんなにしんどくとも腐らない
俺のドラッグは草じゃない気合 シャブも大麻も嫌い
仲間と拳を合わせる 二の腕じゃなく 胸を打つ極上の一発でぶっ飛ぶ
DOPEじゃないCOOLじゃないスタイルはGAMUSHARA 泥にまみれてもがく
食う寝る遊ぶよりも書く 世界は鉛筆軸に回す
そこそこの英語よりも飛び切りの母国語 海を越えたって絶対に届くよ
反感と共感のバイリンガル 世界レベルの日本語を聴かせよう

何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ
負け犬はリアリストを気取りたがる 黙れ 野次馬じゃ走れぬレースを走れ
何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ
運をねじ伏せる実力を確かめ その上で最強の運を掴め

片目は天国 片目は地獄 映った景色それが現実

即興は反射神経 リリックは筋肉 足したそれこそパンチの重み
俺たちは永久に不完全 故日々鍛錬じゃなきゃ響かんぜ
甘えるだけならしょっぱい人生 天下一への近道は地道
全身で前進 後退なし後悔なし 丸い地球それぞれが先頭を行くんだ
これから仕事だってクラブを去る日々から
これから仕事だってクラブに向かうそんな日々に変わる 変えてみせる
東京は日本の中心 でも世界の中心は自分自身
冷たい拳骨握り締め 左隣のあいつの合図を待つ

何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ
負け犬はリアリストを気取りたがる 黙れ 野次馬じゃ走れぬレースを走れ
何かを成す為にやって来たんだ 誰でもない自分の話を口走れ
運をねじ伏せる実力を確かめ その上で最強の運を掴め