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椎名純平



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椎名純平

あざわらう月

Lyricist:Junpei Shiina
Composer:Junpei Shiina

街は今午前0時 絶えることのない人の群れに軽い目眩いを
ミラー越しにネオンライト 一夜限りの幻を咲かせている

赤く照らされる横顔辿る眼差しの彼方を
ざわめく街ネオンの暗がり あなたが消えてしまうような気がした

そして二人は今 夜空に浮かぶ 降りる場所はないまま
夢とうつつの狭間さまようならば それは痛みにも似た
深く突き刺しても傷つけられない あなたのその心に
明日になれば消えてしまいそうな爪跡でさえも

まどろむ午前3時 煙草の煙に時は淡く澱んだ
まるで永遠のような沈黙に耐えられずただ唇ふさいだ

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青く照らされる背中をなぞる指先は虚ろに
見上げた刹那ガラス越し突き刺す すべて見透かされている気がした

そして二人は今 月夜にむせぶ降りる場所はないまま
夢とうつつの狭間さまようのならばそれは痛みにも似た
深く突き刺しても傷つけられないあなたのその心に
眠らない街 眠れない二人 漂い続けてる

終わりの始まり あざ笑えばいい oh…
雲の切れ間から

そして二人は今夜空に浮かぶ降りる場所はないまま
夢とうつつの狭間さまようのならば それは痛みにも似た
深く突き刺しても傷つけられないあなたのその心に
明日になれば失くしてしまいそうな記憶でさえも