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世良公則



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世良公則

美しい月

Lyricist:世良公則
Composer:世良公則

すれ違う人の流れに 押し戻されながら
いったい何処へボクは たどり着くんだろう
暮れて行く この街はただ騒がしい…

にぎやかなほど なぜか寂しくて 立ち尽くしてしまう
ぶつかる肩に 痛みもなくて 震える口元だけが 歪んでる

泣き出しそうな心 だきしめて あてのないトキメキ求め
漂流(ただよ)う 幾万の孤独
思わず声をかけて ふりむいた 背中は 昨日の自分
言葉もなく ただ見送った

迷い込んだ日常に 置き忘れた夢を
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探しに行こう 君に出会えたから
つないだこの手 ただひとつ確かなもの

泣き出しそうな心 分け合って この夜を渡って行こう
きっと 躊躇(ためら)わないで

二人 目指した明日は遠くても やわらかな明かりに満ちて
見上げれば 美しい月…

泣き出しそうな心、閉じ込めて 「強さ」という「弱さ」に負けず
未来(まえ)だけを 見つめていよう‥
動き出した心 そのままに 願いが届くようにと祈る
見上げれば 美しい月…