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サンタラ



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サンタラ

サークル

Lyricist:田村キョウコ
Composer:砂田和俊・田村キョウコ

蛇口をひねって真っ白な両手洗って
面白いように記憶に騙されたことを悔いた
昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに
ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように

改札口を潜る人波に紛れてあの人が
言い難いことを何のためらいもなく口にしている
忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って
机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない

「きっと逃れられることじゃないのさ」
「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」

ずっと昔から止まることのないクロール
いつだって右手に隠しているのブルース
君と私との秘密よ 内緒の記号
留まることはないともう知っているの サークル
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真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら
いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの
私達が知り得ているのは結局それくらいってことで
自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい

「きっと逃れられることじゃないのさ」
「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」

ずっと昔から止まることのないクロール
いつだって右手に隠しているのブルース
君と私との秘密よ 内緒の記号
留まることはないともう知っているの サークル

じっと私の掌で崩れるフルーツ
耳をかすめる名もなき唄はただメロウ
君も私も麻痺しちゃっているの ブルー
留まることはないともう知っているの サークル