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三山ひろし( みやま ひろし )



Lyrics
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Singer Intro

三山ひろし( みやま ひろし )

忠治

Lyricist:仁井谷俊也
Composer:中村典正

「赤城の山も今宵を限り、生まれ故郷の国定村や、
縄張りを捨て、国を捨て、可愛い子分のてめえ達とも
別れ別れになる首途(かどで)だ」

捨てた故郷の 有難さ
やけに身に沁む 日暮れ空
馬鹿な野郎と 嗤(わら)ってくんな
義理と仁義に 振り回されて
赤城追われた 無宿者

「落葉ころがる宿場のはずれ、親にはぐれた子雀よ、
そうかおめえもひとりかい。日が昏れねえうちに
早く塒(ねぐら)に帰んなよ」

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身から錆(さび)とは 云いながら
切った絆の 浅はかさ
あれが忠治と もて囃(はや)されて
男侠(おとこ)稼業に 咲かせた華も
所詮落ち目の 三度笠

「加賀の国の住人、小松五郎義兼が鍛えし業物(わざもの)、万年溜めの
雪水に浄めて、俺にゃあ生涯手めえという強え味方が
あったのだ」

濡れた夜露の 草枕
郷里(くに)とおんなじ 月がでる
流転人生 賽(さい)の目(め)暮らし
意地の灯りは 消したかないが
今じゃ遥かな 上州路