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夢旅

Lyricist:木谷雅
Composer:木谷雅

夢旅の途中で挫折して 故郷に帰った友がいる
泣きながら君は電話して「お前はきっと夢をつかめ」と言った

ある夏 夜中に二人して 学校の校庭に忍び込み
大きな花火を打ち上げて 夢語った風景思い出した

星の夜空に散って消えた光の輪
今もまだ憶えてるよ 嗚呼 強く焼きついて

友よ 明日の行方は誰にも分かりはしないけど
二人で見上げたあのガーベラが ほらね いつでも見守ってる

「君の分まで頑張る」だとか そんなキレイ事は言えないから
それぞれの路のその先で 笑ってまたきっと必ず会おう

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秋の匂いをはらむ冷たい夜風が
首筋を撫でた後で 嗚呼 胸をしめつけた

旅の果てには何がある 行かなきゃ分かりはしないだろう
いつも振り返ればガーベラが「ここにいるよ」と手を振ってる

出逢い別れ 繰り返す度 優しくなれるような気がして

時の儚さを受け入れ「いま」を積み重ね生きるのさ
巧くなんてやれなくてもいいよ いいよ 君らしくあれればいい
友よ 明日の行方は誰にも分かりはしないけど
二人で見上げたあのガーベラが ほらね いつでも見守ってる

夢旅の途中で挫折して故郷に帰った友がいる
泣きながら君は電話して「お前はきっと夢をつかめ」と言った