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ALvino



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ALvino

イチョウの樹

Lyricist:翔太
Composer:KOJI

窓の外には夕陽がまた差し込んで
「さっき」まで楽しくはしゃいだ君の顔覗いた

何度もカレンダーの数字を見返して
遠い記憶はやる気持ちさえ ゆられた背中に溢れた

悲しそうに見えた街の夕陽も
枯れて落ちていく木の葉さえも
君といれば何もかもが全部 色も形も変えて見せた
近づいてくる現実の音も 君となら空に溶けていった
少しずつ歩んだ時計の針
「あとどれくらいだけこうして一緒にいれるの?」小さく呟いてた

いつも木の葉が色づき落ち始める頃
君と見た大きな樹のあるあの坂道を登った

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精一杯の力絞って 立ち尽くす君に木々たちが
「さよなら」とうまく言えずにいた 君の小さな身体包んだ
あの日からもうどれくらいたって 二人の距離を離していっても
今年も変わらずにまた葉を落とし
「この先もずっと二人を見守っているよ」と優しく呟いてた

いるはずのない君の小さな背中
ずっと探してここまで歩いてきた
ここから見える街の景色も あの日からもうどれくらい
君にも僕にも変わって見えるかな きっと

かっこ悪くたっていいから ただ君のそばに居たかった
この樹の下で君のあの温もり いつまでも探してるんだ
あの日からもうどれくらいたって 二人の距離を離していっても
今年も変わらずにまた葉を落とし
「この先もずっと二人を見守っているよ」と
優しく呟いてた