Mojim Lyrics
Mojim Lyrics > Japanese & Korean singers > NIGHTMARE > ナイトメア 2003-2005 シングル·コレクション > トロイメライ

NIGHTMARE



Album Intro
Lyrics
Album list
Singer Intro

NIGHTMARE

トロイメライ

Lyricist:笑人
Composer:笑人

搖れた、窗樺がきりとる灼けた視界。
四角い景色が連れてきた過去の自分。

ただ色褪せゆく追憶に、
今足りないものを拾った
痛いくらいに降り頻く太陽の棘。
見上げては手を透かした。
鈍色に輝いた剎の季節に、
潤み色の熱は消えた。

あのとき、無馱に背伸びをする
自分がいた。

「あと幾とせの夏を越せば
大人になれる?」と指を折った。
「真上から見下ろせばすべてが見える、
Find more lyrics at ※ Mojim.com
噓や醜さもすべて。」
太陽がそう語るように思えた。
幼さが可笑しく、笑った。

真晝の月が耳元でそっと囁いた。
この瞬間、今は二度も訪れてくれないと。
大切なこと、大事なもの、
拾い集めて、今を生きる。
五月蠅すぎる蟬の音さえも遠くにかすむ。
あの日には戾れない。
わかり切ったそんなことすらも
息を吹き返す夜。
痛いくらいに降り頻く太陽の棘。
見上げては手を透かした。
鈍色に輝いた剎の季節に、
潤み色の熱は消えた。