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東京60WATTS



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東京60WATTS

君と海へ

Lyricist:大川毅
Composer:杉浦琢雄

君と出会ってから2度目の夏が来るね
去年一緒に行った海の記憶をたどろうか

江ノ島へ続く一本道 ふたり並んで渡る
汗ばんだ手を潮風で乾かしてはつないだりして

少し切り過ぎた前髪を隠す
ちっともおかしくないよ こっちを向いて

どこまでも空は高く どこまでも海は広く
我慢できずに抱きついたのは 君だったね

さらに記憶をたどれば 雨降りの月曜日
夏の終わりの国道134号線沿いの店

うつむいたままの君には ほんとうの彼氏がいて
それを聞いた僕はつい取り乱してひどいこと言ったね

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ソーダ水の泡が浮かんでは消えてった
気の抜けた僕ら 言葉沈めたまま

どこまでも空は暗く どこまでも海は騒ぐ
涙浮かべて顔を上げたのは君じゃない 僕だったんだ

今朝君の顔を久しぶりに見つめた気がするよ
すれ違いが続く日々 君が泣く夢を見てた

変わりゆく日々の中で 変わらずにいたいけれど
気持ちはなぜか離れてく 仕方ないのかな

あの日見た空の青や 空を描く海の青や
ふたりで流した涙や汗や 夏の匂いを忘れないでいたい
君もそうだろ?

君と付き合ってから2度目の夏が来るね
去年一緒に行った海の記憶をたどろうか