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ステレオポニー( Stereopony )



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ステレオポニー( Stereopony )

たとえば唄えなくなったら

ステレオポニー×かりゆし58
Lyricist:前川真悟
Composer:前川真悟

いくつもの街を越えて
いくつもの時を越えて
辿り着いた唄は 夕陽に
赤く染まって響く

消えていく「今」達が
全てを連れて消えていく
喜びも悲しみも
夜空の彼方
消え去っていく

誰かの空っぽがひとつ
乾いた風に吹かれながら
片隅で転がっている
気付かれることもなく

また今日もこの街で
ふるさとの唄を焚けば
寒がりな心達が黄昏
夜は静かに更けてく
帰れなくて泣いた
戻れなくて戸惑った
「いちばん大切な人は誰?」
どうか思い出して

花が咲き 花が散り
誰もがいつか 星になり
何一つ そう何一つ
同じかたちを留めない
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誰かの落とした涙が
乾いたアスファルトに消える
「さよなら」も
言えないままで
行き場のない夢たち

また明日もこの街は
ゆっくりと生まれ変わる
数えきれないくらいの
孤独を静かに受け止めながら
ガラクタも宝物も
真実もウソも全部
煌々と輝く光の中 答えは誰も知らない

昨日までの日々と
明日の狭間で
いつだって そこだけさ
他にはどこにも行けない

また今日もこの街で
ふるさとの唄を焚けば
寒がりな心たちが黄昏
夜は静かに更けてく
帰れなくて泣いた
戻れなくて戸惑った
「いちばん大切な人は誰?」
「本当に欲しかったものは何?」
「最後に帰り着く場所はどこ?」
どうか思い出して