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ウォルピスカーター



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ウォルピスカーター

雨子

Lyricist:はるまきごはん
Composer:はるまきごはん

蛙は傘の先を逃げるように
いつもどーりの帰り道だよ
昨日と違うのは君の傘が無い
ひとりきりの帰り道だよ

雨上がりの
匂いに溶けていた

「どうしてもどうしても
忘れられないだろう
サンダルの少年と日に焼けた記憶が
隠してるのは?
それじゃ帰ろうか
放課後にまた会おう
なぞなぞの答えはまた明日
考えてみてね」

君の傘に代わり現れて
僕になぞを説いてくるのは
雨の日帰り道にだけついて来る
緑の髪の女の子

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雨に紛れ
僕には見えていた

「どうしてもどうしても
思い出せないのは
半袖の少年が背負うには到底
痛すぎるから
だから借りたのよ
ぼーやの記憶を
なぞなぞの答えはまた明日
考えてみてね」

蛙は傘の先を逃げるように
もしかして僕は大切なことを忘れているのか

「どうしたらどうしたら
救えると言うだろう
気が付いた少年ににじり寄る真実(まこと)が
照り付けている
雨は泣いていた
もう守れないのよ
なぞなぞの答えを返したら
雨子はさよならだよ」