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乃木坂46



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乃木坂46

図書室の君へ

作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦

「君を好きになって初めてわかった。
好きになるっていうのは、
その人のことをもっと知りたいと思う気持ちのことだ。
だから、僕は君のことをもっと知りたいと思った」

図書室の本棚の向こう側
そう何か探してる君がいる
偶然のふりをして覗こうか
いやここから 隙間の君を見ていようか

「放課後になって まだ、校舎に残っている生徒は
誰かに話しかけたくて待っているのかもしれない」

窓際のカーテンが風に揺れ 膨らみ始めた

ヘミングウェイなんて読んだこともなかった
活字嫌いの僕なのに
なぜかここに座っている
いつだったか君が手にしていたのを見て
どんなことが書いてあるか気になって
ページめくり始めた

図書室の別々のテーブルで
僕たちはただじっと本を読む
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チラチラと横顔を盗み見て
君が何を考えてるか知りたかった

「いつの間にか 陽は沈んでしまった。
それでも本を読んでいる君のために
僕は図書室の灯りを点けてあげた」

過ぎて行く時間さえ気づかない夢中さっていい

ヘミングウェイ読んでほんの少しわかった
君と僕の性格は
そう全く違うってこと
教室ではきっと気づかなかっただろう
でもどうして君のことをこんなにも
好きになってしまったか?

「君をもっと知りたい」

ヘミングウェイなんて読んだこともなかった
活字嫌いの僕なのに
なぜかここに座っている
いつだったか君が手にしていたのを見て
どんなことが書いてあるか気になって
ページめくり始めた