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志方あきこ



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志方あきこ

祈りの果てのひとふりの

作詞:磯谷佳江
作曲:志方あきこ

日照りの中 涸びた花は
蕾のまま 砂風に揺れ
身を絞って 歌う姉さま
雨乞いの唄 何度聴いただろう

Cok ciddi o dilekler ulasmamis,
切なる祷りは 届かずに
insanlarin ruhu da solmus cokusmus.
人心さえも 枯れ荒むばかり

いたたまれずに 私は決めた
故郷離れ 旅に出ると
いつか聞いた 昔語りの
雨姫さまを 探しに

灼けついた 太陽よ
嘲笑(わら)うなら 嘲笑えばいい
雨の棲む 遠き地へ
どうかこの悲願 導いて

Eski efsane der ki.
古き伝えは 斯く語る

Titresen sabah sisi ile sarilmis,
たゆたう朝靄に抱かれた
zumrut yesil rengi kayaligin dibinde,
碧緑の岩山の麓に
yagmuru idare eden bir prenses varmis.
雨綴る姫が 居るのだと

Eski efsanedeki yerden daha ileriye,
古き伝えの 其の先の
kirec vadilerini gecerek giderse.
石灰の谷を 越えゆけば
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Mutlaka prensesin yanina ulasacak.
必ずや 姫の元へと至り
Mutlaka dilekleri gerceklesecek.
必ずや 願いは叶うだろう

声は枯れ 足も痛い それでもなおも進む

水を帯びた 空気のヴェール
たどり着いた 不思議な場所
銀の髪に 滴が伝う
雨姫さまにようやく逢えた!

哀れみたたう 慈悲のまなざし
されど無情なる 神の理

「遠すぎる地より来し若き娘よ
この力届けるのは難しい」

「それでも」と 姫は舞い
朝露を杖に変え
差し出して 言いました
「人々のため 小さな恵みを」

Baston, topragin icinde akan su damarlarini gosterecek.
杖は告げる 大地に流れる水の道を
Orada yagmur yagmasa bile.
彼の地に 雨は降らずとも
halkin canini ve ruhunu rahatlatacak.
民の命と心を 潤すだろう

歓びの水脈は この胸に満ち満ちて
晴れすぎた地へ帰る
永い旅路も 苦にはならない
あともう少し どうか待っていて