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SKE48



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SKE48

夕立の前

作詞:秋元康
作曲:小網準

校庭の地面の熱が
近づく夏の そう気配を伝えてた
制服の上着を脱いで
走り出す背中が僕には眩しかった

この手を伸ばせば逃げてくような
ひらひら舞ってる蝶を捕まえたい

夕立が来そうだ
青空が暗くなった
もし雨が降ったら
心はどこへ隠すの?
雨雲が動いた
風もその向きを変えた
ずぶ濡れになっても
君のそばにいたかった

炭酸のシュワシュワみたい
小さな穴が ほらグラウンドに開(あ)いていた
何粒の雨が落ちて
君たちはここまで戻って来るのだろう?

大人になるのは簡単だけど
ゆっくり素敵な花を見つければいい

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夕立が来そうだ
遠い空 光ったんだ
傘なんて持ってない
天気予報は外れた
僕のこと気づいて
どんな顔するのだろう?
この場所にいる意味
切な過ぎて蒸し暑い

付き合い始めるその直前
誰も胸の奥のどこかに
ザーザー雨が降り出しそうな感情

夕立が来そうだ
青空が暗くなった
もし雨が降ったら
心はどこへ隠すの?
雨雲が動いた
風もその向きを変えた
ずぶ濡れになっても
君のそばにいたかった

緑の葉っぱの裏で
君は羽根を休め
虹色のあの空へ
飛び方に迷っていた