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いう゛どっと



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いう゛どっと

赤色と水色

作詞:Sori Sawada
作曲:Sori Sawada

暮らした安普請は床が鳴るけど、
君の足音がする。私より軽い足音。
どこに住むんだっけ。都心の方だっけ。
それならちゃんとしているだろうね。

謝ることじゃないのにごめんねなんて言うのは
そういうことだろうね。もういいよ。
笑ってくれたらいいよ。一番見慣れた顔がいいよ。
朝まで話してよ。移動中に寝られるでしょう。

コーヒーを淹れようか。また歯磨きをしなきゃ。
赤色と、水色。同じコップの待ち時間。

ふらっと出掛けるような足取りで、
部屋着のように最後の玄関を君は跨ぐ。
泥縄的に片付いた部屋とベッド。
誰が散らかしていたんだろうね。

あとで叱らなきゃな。本当に。

君の形に沈んだソファーと
飲みかけのマグ、ふちの残滓。
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
日毎、私から居なくなっていけ。
雑な味付けの料理も、
泡が立ち過ぎのスポンジも、
なんとなく想像つくよ。

会えない距離じゃないこと。会いたい距離になったこと。
なんていうんだろうね、こういうの。
湿っぽく終わるはずが、なに普通に話していたんだろうね。
泣けたらかわいいかもね。

コーヒーが冷めちゃった。温め直そうかな。
君なら構わず飲んでいただろうか。

謝ることじゃないよ。もういいよ。
謝られた方がしんどいよ。
きっと慣れていくんだね。
なかったことにはならないけど。
思い出の対価は、忘れないことだろうか。

君が居ないのはなんていうか、困るよ。
赤色と、水色。まだ仲良し合っている。
同じコップの中。