Mojim 歌詞
Mojim 歌詞 > 欧州米国の歌手 > パッセンジャー( Passenger ) > 歌手の紹介

パッセンジャー( Passenger )



アルバムリスト
歌手の紹介


パッセンジャー(Passenger)ことマイケル・デヴィッド・ローゼンバーグ(Michael David Rosenberg、1984年5月17日 - )はイングランド出身のフォークロック・シンガーソングライターである。

バンド「パッセンジャー」のメインボーカルおよび作曲担当であったローゼンバーグは、2009年のバンド解散後、ソロ活動となってもバンド名を使い続けることにした。彼のベストシングルである'Let Her Go'は、多くの国でヒットチャート第1位にランクインしている。この曲は、2014年のブリット・アウォーズ'最優秀英国シングル賞'にノミネートされただけでなく、英国作曲家協会(BASCA)によるアイヴァー・ノヴェロ賞の'最もパフォーマンスされた曲'を受賞した。

生い立ち

1984年5月17日、ローゼンバーグはイングランドのイースト・サセックス州ブライトン・アンド・ホヴに生まれた。母親はイングランド人、父親(Gerard Rosenberg)はニュージャージー州ヴァインランド出身のアメリカ人である(父方の家族はユダヤ系)。ローゼンバーグは、子供の頃にクラシックギターを覚え、14、15歳頃には作曲を始めた。ブライトンでの学校時代には、勉強をせず、専ら音楽に没頭した。音楽で身を立てようと思ったので、16歳の時に学校をやめ、その後、数年間はイングランドとオーストラリアでストリートミュージシャンとして生活することになる。現在でもブライトン在住である。
音楽歴
活動初期

2001年当時、映画製作会社に勤務していた父親が、ローゼンバーグをフェイスレス(Faithless)の元メンバーであったジェイミー・カトー(Jamie Catto)に引き合わせた。このことがきっかけとなり、2002年にロンドンのロイヤル・コート劇場で行われた「ミャンマー解放運動」チャリティーコンサートで2曲を演奏することになる。この時に、その後一緒に曲作りを行なうアンドリュー・フィリップス(Andrew Phillips)と出会い、また、IE Musicレーベルとのつながりを確立する。ブライトンに戻ったフィリップスとローゼンバーグは、フィリップスの自宅内にあるスタジオで作曲を始め、これまで二人が影響を受けてきたミュージシャンからの感化(実にサイモン&ガーファンクルからDJシャドウと幅広い)がここで融合することになる。2003年には、地元ブライトンの音楽仲間のつてで、マーカス・オデアー(ベース)、アロン・コーエン(ドラム)、リチャード・ブリンクロー(キーボード)をむかえ、'マイク・ローゼンバーグ・バンド'が結成された。
2003年~2009年:バンド'パッセンジャー'
詳細は「[[::en:Passenger (British band)|:en:Passenger (British band)]]」を参照

ローゼンバーグが最初に人前で演奏したのは16歳の時であった。2003年にはブライトン・アンド・ホヴで、アンドリュー・フィリップスとともに'パッセンジャー'を結成した。2007年にチョークマーク・レコード(Chalkmark Records)から、バンドの最初で最後のアルバム'Wicked Man's Rest'がリリースされた。アルバムの曲は、唯一'Four Horses'だけがフィリップスによるもので、ほとんどすべてはローゼンバーグが作曲している。2009年にパッセンジャーは解散してしまう。
2009年~2010年: ソロ活動とアルバム'Wide Eyes Blind Love'

パッセンジャーの解散後もローゼンバーグはバンド名「パッセンジャー」を名乗り続け、ソロでストリートライブを行なうようになる。初舞台を踏んだのは、2009年10月のオーストラリアだった。そこでは、リオール(Lior)や、シドニー在住のエラナ・ストーン(Elana Stone)およびブライアン・カンポー(Brian Campeau)といったミュージシャンの前座をつとめた。また、パースで行なわれる音楽業界への登竜門 One Movement for Music音楽祭にも出演した。このことによって、オーストラリアにおいて「パッセンジャー」は大勢のファンを獲得し、500席のコンサートホールの券が軒並み売り切れとなった。2009年中に、ソロ活動のデビューアルバム'Wide Eyes Blind Love'をリリース。このころ、英国でも数多くのステージに立つようになった。ロンドンの「ドルリー・レーン」シアター・ロイヤルで行われた「トゥーリン・ブレイクス」(Turin Brakes)結成10周年記念コンサートの前座もその一つである。
2010年~2011年:アルバム'Flight of the Crow'
次作アルバム'Flight of the Crow'は、オーストラリアでレコーディングされた。レコーディングスタジオでは、リオール、ケイト・ミラー=ハイドキー(Kate Miller-Heidke)、ボーイ&ベア(Boy & Bear)、ジョシュ・パイク(Josh Pyke)、ケイティ・ヌーナン(Katie Noonan)などオーストラリアで活躍している数多くのミュージシャンと共演することになった。また、ファン限定アルバム'Divers and Submarines'もリリースする。

2011年~2013年:アルバム'All the Little Lights'

次のアルバムは、シドニーにあるリニア・レコーディング・スタジオで行なわれ、今回もまたオーストラリアのミュージシャンを中心としたバンド編成でレコーディングされた。参加アーティストは、ボーイ&ベアのドラマー、ティム・ハート(Tim Hart)、ジャズベーシストのキャメロン・アンディ(Cameron Undy)、ケイティ・ヌーナン&ザ・キャプテンズからは、キーボードのステュ・ハンター(Stu Hunter)などである。2012年の夏から秋にかけては、ジュールズ・ホランド(Jools Holland)や親友のエド・シーラン(Ed Sheeran)の前座をつとめながら英国ツアーを行なった(エド・シーランとは、ローゼンバーグが15歳頃、ケンブリッジに住んでいた頃からの友人である)。また、ジョン・バトラー・トリオ(John Butler Trio)やジョシュ・パイクといったオーストラリアのミュージシャンと共演する英国ツアーも行なっている。2012年は、エド・シーランの北米ツアーとパリ公演での前座。夏には、北米向けにはNettwerkレコードから、アルバム'All the Little Lights'をリリース。2013年は、エド・シーランの1月のアイルランド公演(5公演のうち4公演は売り切れ)、オーストラリアおよびニュージーランド公演、また、ブライトンとレディングの公演でも前座をつとめた。11月14日にハマースミス・アポロで行なわれた「恵まれない子供たち」(Children in Need)チャリティーコンサートで、ローゼンバーグはシングルカット曲'All the Little Lights'を披露し、BBC Oneにてテレビ中継されている。
2014年~現在:アルバム'Whispers'

2014年3月26日、ローゼンバーグは5作目のスタジオアルバムの詳細を発表した。6月9日に、アルバム'Whispers'をリリース。このアルバムに関してローゼンバーグは、ウェブニュース紙Digital Spyに次のように語っている。「間違いなく今までの中では、一番『陽気な』アルバムだね。ちょうど映画みたいに。たくさんのストーリーやアイデアがつまっていて。もちろん、孤独とか死とか『陰気な』場面もあるけど、でも、そういうのがなきゃ、パッセンジャーのアルバムとは言えないでしょ」。2014年4月14日には、アルバムの中から'Hearts on Fire'をシングルカット曲として発売している。
受賞およびノミネート作品

Independent Music Awards 2013: 'Let Her Go' – Best Folk/Singer-Songwriter Song
Galgalatz Israeli annual International song chart – 'Let Her Go' – Best song of 2013.
Brit Awards 2014: 'Let Her Go' – British Single of the Year (Nominated)
Ivor Novello Awards 2014: 'Let Her Go' – PRS for Music Most Performed Work.