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佐井好子



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佐井好子

酔ひどれ芝居

サーカス団の夜ふけがくれば 酔ひどれ芝居の幕があく
月夜のばんは 不思議でござる 鳥は飛ばずに土をはう

腹話術師の男がひとり 飲んで夢みて戯れうたう
一人芝居は 気楽でござる 誰れのうらみもかいはせぬ

酔いざめ悲しい男の側で 売られた娘の忍びうた
つぎ行く街は いずこでござる 異人の住んでるこわいまち

娘が見あげた夜空にひかる 星は白夜の見はりばん
ひととき願いをかけとうござる 夢のかけらの流れ星

サーカス団の夜ふけがくれば 酔ひどれ芝居の幕があく

  1. SHIN0504 の歌詞提供に感謝