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真空ホロウ



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真空ホロウ

いっそやみさえうけいれて(アウトロダクション)

作詞:松本明人・コヤマヒデカズ
作曲:松本明人

どんな言葉も どんな想いも 上手く当てはまらないから
遠くて近い この距離のまま わたしは
いつまでも生きていこう

見慣れた背中 追いかけて
手を伸ばしても 触れられなくて
そんな日々に今日も ひとり 目を伏せ
あなたの世界 覗き見る

フィルター越しに移ろう季節が
きっとあなたのすべてなんだと
信じてたかった だけど本当は
手のひらの中の幻(ゆめ)

あなたの何気ない言葉を
思い出しても そこに意味はなくて
まぶたを閉じてさえも尚 鮮やかすぎる あなたの
笑顔 抱いて眠る

どんな言葉も どんな想いも 伝えたら割れてしまうから
あなたの横に わたしのカケラ ひとつだけ
残しても 良いですか?

あなたの眼の奥のほうで
見える世界に わたしが居なくても
「それで構わない」と いつしか 目を伏せ
諦めたのはいつからでしょう

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温かいものはいつか冷めて
春が過ぎればやがて冬が来て
それが分かってるのに 気付けば いつでも
光だけ求めて泣く

見たくはないのに 見てしまうんだ
あなたの時間軸の 一つ一つを
ああ 誰に向けた言葉だって一々傷付きながら
それでも ずっと こうしていたいの

笑った その顔が 焼き付いて 離れないな
でもわたしは 半透明 きっとあなたに 映らない

冷たい温度と寄り添っていても
いつかの温もりだけで ぼかしていられる
でもこんな日々もやがて終わってしまうんでしょう?
また 込み上げる いつもの幻(ゆめ)を見ていた…

どんな言葉も どんな想いも 上手く当てはまらないから
遠くて近い この距離のまま わたしは
いつまでも生きていこう

どんな言葉も どんな想いも 伝えられないこの世界でも
遠くて近い この距離を越えたときには
何かが変わるというの?

この愛しい距離を抱いたまま
「またあした、どうか笑顔で。」